ネットワークスペシャリスト 令和1年午後Ⅰ問1
とにかくわからない単語をひたすらリストアップしていく
OSPF
- Open Shortest Path First
- リンクステート方式のルーティングプロトコル
- Link State Advertisementを広告する
- LSAに基づいてルーティングテーブルは構成される
- 最小経路が複数あるときはイコールコストマルチマス機能を使って平等にトラフィック分散される
- Helloパケットを好感して死活監視
- 可変長サブネットマスクに対応
- エリア
- この機能を使ってネットワークを好きに分割できる
- 必ず存在しなければならないエリアをバックボーン
- マルチアクセスネットワーク
- 3台以上のOSPFルータを技術的に収容しうるサブネットのこと
- 相互なデータのやり取りには通信コストがすごいので、代表ルータと、バックアップ代表ルータを1台ずつ決めておく
- そのほかのルータは代表ルータとリンクステート情報をやり取りすることでコスト削減
- エリア間での接続
- 明示的に設定したArea Border Routerを介して接続される
- AS間での接続
- 中継役となるAS Border RouterはOSPF以外でのルーティングプロトコルに変換してから送信することで経路情報をやり取りできる
BGP/BGP4
- Border Gateway Protocol
- AS(Autonomous System)間をつなぐパスベクトル方式
- 経路選択
- パスアトリビュートによって経路を選択する
- パスアトリビュートは基本的にAS_PATH(宛先ネットワークに至る経路が短い順)で経路選択する
- パスアトリビュートのLOCAL_PREFを設定して意図的に任意のパスの優先度を高くできる
- BGPピア
- 2台のルータ間で行われる経路情報の交換のコネクション
- 目的は主に3つ
- 他のASの情報を取得
- 自分の情報を伝える
- 隣接AS間の経路の冗長化
- 死活監視
- KEEP ALIVEパケットにより行われる
マルチホーム接続(マルチホーミング)
- 外部ネットワークとの通信を複数のインターネット接続回線を使用することで信頼性の向上とトラフィック分散を実現する手法
GARP
LACP
- Link Aggregation Control Protocol
- 物理的なリンクを論理的には一本のリンクとして扱うことで冗長化を図る仕組み
- 相手が死んだかどうかを確認してリンクを切る動的なもの
- 物理的に通信できなくなった時のみリンクを切る静的なもの
- 同一のスイッチ内同一のNICチーム内のみで使用可能
- スイッチがスタック接続されていると論理的には一つとして扱えるのでよく一緒に使われる
SNMP
- Simple Network Management Protocol
- 以下で構成される
- 監視する側のマネージャー
- 監視される側のエージェント
- エージェントから提供されるManagement Information Base
- MIBを定義するStructure of Management Information
- 3つの通信携帯
- マネージャからエージェントにMBIを要求する
- ポーリング
- エージェントからマネージャへの通知
- トラップ
- マネージャーからの返信はない
- エージェントからマネージャへの通知/応答
- トラップとは違い返信あり
- マネージャからエージェントにMBIを要求する
VRRP
- Virtual Router Redundancy Protocol
- ルータを冗長化するためのプロトコル
- VRID(0~255)まで設定できる
- 仮想MACアドレス、IPアドレスを設定できる
- マスタルータとバックアップルータ
- バックアップルータはいざという時まで全く動かない
- VRRP広告パケット
- マスタルータよりデフォルトで1秒おきに送信される
- マスタルータの優先度が格納されている
- バックアップルータは広告パケットが途切れると新たなマスタルータを決め始める